店長:本日はお忙しい中、お越ししていただきありがとうございます。
まず、仲田社長の今のお仕事とウエットスーツとの関わりを教えてください。
こんにちは。(有)仲田潜水作業三河社長の仲田です。
今日はお招きいただきありがとうございます。
僕は今、プロのダイバーとして全国各地でいろんな海を潜って仕事をしています。元々サーフィンが好きでプロのダイバーになったのですよ。サーフィンは主に地元である「伊良湖」をホームポイントとしてやっています。
ウエットスーツというのは、僕たち潜水作業としては何ていうのですか、「作業着」なのですね。
レジャーであるサーフィンに関しては、ウエットスーツは、作業着でなく「遊びの道具」かな。
だから、僕はウエットスーツを、プロダイバーとして、「作業着」の面も、またサーファーとして、「遊びの道具」の面も、両面から見られる立場にありますね。
店長:仲田社長は、プロダイバーとしてダイビングスーツを、サーファーとしてサーフィンスーツをご利用しておられます。また作業、レジャーの面からもウエットスーツについて造詣が深いので、いろいろな角度からウエットスーツを語っていただけると思い、今回この対談をお願いいたしました。
最初の質問になりますが、オーダーメイドのウエットスーツについて、仲田社長の感じたことを、お話していただけませんか。
サーフィンウエットスーツの場合、プロショップや量販店で、「吊るし」を買われる方が多いと思いますが、それって、自分がウエットスーツの形に合わせて、無理して着ていると思うのです。
僕は、プロなので、仕事でいつもウエットスーツを着ますから、体に合っていないと嫌です。
その感覚があるので、遊びのサーフィンでも、やはり、ウエットスーツは、体にあっていないとしっくりこないのです。
せっかくリラックスするためにサーフィンしているのに、ウエットスーツに体を無理やり合わせることで、ストレスを感じたら、楽しくないからです。
確かに「吊るし」は、試着して買え、すぐに使えるということもあるので、一般サーファーにとっては、ウエットスーツってこんなものかと納得して使っているのかもしれません。標準体型の方ならそれでもいいでしょう。しかし、人間の体型は千差万別。どこかで無理が出てきます。
やはり僕は、オーダーメイドの良さを知らないのはとても残念なことだと思うのです。
ウエットスーツは「作業着」で、また消耗品というのが僕的な感覚です。
しかも「作業着」であるがゆえに、体になじんでいないと作業に支障が出ます。
だからオーダーメイドが大前提なのです。
金額が高いウエットスーツを、「消耗品」という感覚にはなれないかもしれません。
中には安いウエットスーツを消耗品として使う方もいますが、安い分、生地の消耗が早いし、既成サイズゆえ、体に合わないため、どこかに無理が生じて、すぐに痛んでしまいます。
僕の友達にプロサーファーがたくさんいますが、プロサーファーは、ライダーとして、契約メーカーに直接要望を言えます。しかし単純に遊びでやっている一般のサーファーは、ウエットスーツメーカーに要望なんていえませんよね。せめて、ショップの担当者に言えるだけです。
結局、ショップとメーカーが分かれているので、どうしてもウエットスーツ価格が高くなるし、
要望もうまく伝わりませんよね。
だから、僕は、仲間や自分の友達に「小林ゴムさんで作ってきたよ」と必ず紹介するのです。
なぜなら、ここは「ファクトリー」。つまり工場直営だからです。
オーダーメイドが中心の小林ゴムは、ウエットスーツを作っている人が直接採寸してくれますので安心なのです。
他のサーフショップでオーダーメイドしようと思うと、作ることに携わらないショップの店員さんが採寸するわけです。
その人が作らないのに採寸するのは、僕から見ると「もどかしい」ところですね。
知人が、ショップで、オーダーメイドで何十万円もかけてウエットスーツを作ったのですが、出来上がったものを着てみると体に合いません。採寸に問題があったのでしょう。
体に合わないので、修正してもらうため、ショップへ行きますよね。
でも、結局、そのショップから、湘南や千葉のメーカーで直すわけですから、
すぐにできるわけがありません。
明日にでも、サーフィンに行きたいというのに、
ウエットスーツがないため行けないという「もどかしさ」を感じるのです。
このような状況なので、サイズオーダーを敬遠して「吊るし」を買う方が多くなるのでしょうね。
「吊るし」なら、あきらめもつくかもしれませんし。
でも、小林ゴムさんに頼めば、自分に最適なオーダーメイドのウエットスーツを作ってくれるし、なおかつ、サイズ修正とか、リペアを迅速に対応してくれます。この、工場直営ゆえのフットワークの軽さが、すごく心地良いのですよ。
店長:仲田社長の熱い思いを聞かせていただきありがとうございます。
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当社には、「伊良湖」というサーフポイントが身近にあります。「伊良湖」へ来られる他県サーファーや、地元サーファーたちが、これからも心地よくサーフィンができるよう、今後も小林ゴムは、最大限の協力をしていきたいと思います。
「伊良湖」へおこしの際は、是非お気軽に来店してください。他社製ウエットスーツのリペアもしております。まずは、スーツの相談だけでも結構です。
ただし当社は、「吊るし」は置いておりません。お客様の注文に応じてオーダーメイドで作っております。直接来ていただいてご要望をお聞きしながら、注文を承ります。
またオーダーもこのサイト上で注文可能です。身長と体重だけで、近い寸法を導き出すイージーオーダーが可能ですので、遠方の方でも、是非ご利用ください。
ところで、弊社のウエットスーツはいつ頃からご愛用ですか。
僕は幸いなことに全日本チャンピオンのサーファーの弟子なもんですから、その方が小林ゴムさんと付き合いをしていて、始めた当初からオーダーメイドのウエットスーツだったのですよ。
店長:全日本チャンピオンの方は、昔ご自身でプロショップを開いておられました。
オーナーは、ウエットスーツにすごくこだわる方でした。当社は、そのオーナーから教わりながら、専属でウエットスーツを卸させていただいていました。もう30年以上も前のことですね。
あれから試行錯誤の末、ウエットスーツは格段に進化しました。
今の当社のウエットスーツの着心地はいかがでしょうか?
サーフィンというとボードに立って、ただ滑っているのをイメージすると思うのですが、サーフィンというのは全身を使うスポーツで、立って滑るためには「パドリング」という沖に出るセールをするのですよ。
2時間サーフィンをしているとすると、乗っている時間はほんとに数分なのですよ
1分も乗られたら相当乗っている。大抵30秒とか20秒。
でもその楽しさのために2時間中ずっと漕いでいます。
そうすると肩の周りとか背中とか立つために肩甲骨、膝とか腰って言うのがすごく重要になってきます。
僕はずっと小林ゴムさんのオーダーメイドのウエットスーツを着てサーフィンをしているのですが、ある時、友人の薦めで、ブランドメーカー製ウエットスーツでサーフィンをしたことがありました。
でも、思ったように体が動かないのですよ。特に肩回りが。とってもすごく窮屈な状態でした。
せっかく自分の楽しい時間のために来ているのに、こんな違和感のあるものを着てサーフィンをしても楽しくないとそのとき思いました。
ほとんどの人たちは、オーダーは価格が高いから、「吊るし」のウエットスーツを、違和感のある状態で着て、サーフィンをしているのですね。
その時、オーダーメイドの良さを実感しました。
僕がすごく年取ってきて、50ぐらいになったら水が冷たいからサーフィン行くのをやめようかなぁと思うけど、小林ゴムさんで、オーダーメイドで作ってもらったウエットスーツを着たら冬でも楽しくサーフィンができると思います
店長:サーフィンのウエットスーツにおいて機能性はとっても重要です。
関節部分の動き、特に肩の動きは一番激しいので、この部分は、立体裁断を駆使して特にこだわっています。多少ゆるさを感じるかもしれませんが、長時間パドリングをすれば、そのよさをわかってもらえると思います。
「吊るし」は、生地の伸びでカバーするのが一般的ですが、柔らかい生地は痛みも早いので、長持ちしません。
当社の場合、オーダーメイドで、お客様の寸法データを基本に一から型紙をつくり、体にフィットするよう作るため、生地に負担が少なくなりますので長持ちします。
前に、お知り合いに弊社を紹介していただいたのが、評判はいかがでしたか。
友達や先輩に「小林ゴムさんでオーダーして着てみて変わりましたか」と聞いてみると、
「真冬にサーフィンをしていても水が入らない」といいます。
小林ゴムさんのオーダーメイドウエットスーツは、特徴として、ヒップラインが膨らんでいて、お尻の形に合っているので、体の伸び縮みの動きにもつっぱり感がなく、痛みにくいので尻部分が破れて水が入ってくることはありません。
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僕は、紹介した方から喜びの声を聞くと、本当に紹介してよかったなぁと思いますね。
オーダーメイドの良さは、着てストレスがないことに尽きます。
純粋にサーフィンを楽しむことが目的なので、そのためにウエットスーツでストレスを感じたくないですね。
小林ゴムさんのウエットスーツは、「吊るし」より少し高いかもしれません。
でもそれ以上に毎週毎週楽しみに来ている海で、違和感が無く楽しくサーフィンできる時間とそれを比べてみると、たぶんオーダーメイドのほうが絶対に安いし、上達も、やはり体に無理が無いから、必ずどこからか違ってくると思います。
店長:オーダーメイドの良さをわかっていただきうれしいです。
結局サーフィンは楽しむものじゃないですか。それなにウエットスーツでストレスを感じてしまったら台無しですよね。これからも「小林ゴムで作ってよかった」と思われるよう良いものを作っていきたいですね。
今後の参考にしたいと思いますので、仲田社長のウエットスーツに対するこだわりについて教えてくれませんか?
潜水作業は足を動かすだけじゃなく、体全体で仕事をしています。
だから、ちょっとでも違和感があり水が漏れてくるとすごく嫌な感じになります。
潜水作業中に一つでも違和感があるとメンタルなところで嫌なのです。
そうならないよう、オーダーメイドのウエットスーツを着るっていうのは、ダイビングの世界では当たり前なのですよ。
潜水作業の世界では、ある意味当然という感覚。
しかし、サーフィンやレジャーダイビングなどでは、気軽に買えることから、「吊るし」やインターネットなどで安く買う方が多く、オーダーメイドでウエットスーツを作る人の方が割りと少ないと思います。
ダイビングにしても、サーフィンにしても、うまくなってくると、間違いなくオーダーメイドが欲しくなると思いますよ。なぜなら、「吊るし」の違和感がだんだん強く感じるようになるからです。
また、オーダーメイドを着ている人は、長時間サーフィンできるから、上達が早くなるのです。
逆に言うと本当は最初からオーダーメイドのウエットスーツを着ていればもっと最初から楽しめるかもしれません。
我々の場合、初めからオーダーメイドのウエットスーツを着ていたから、無理無く体が動かせて朝から晩までサーフィンをしていました。もし、これが、肩が合わないとか、腰が合わない、膝が合わなかったのなら、長い時間サーフィンを楽しめなかったかもしれません。
このことは、間違いなく「上達」に必ず関わってくると思うのですよ。
自分が18年サーフィンをやってきて、潜水作業も同じように18年やっています。
プロのダイバーからの視点と遊びのサーファーとしての視点からいうと、
ウエットスーツは、毎日着るもの。
だからウエットスーツにこだわらなかったら、上達しないと思います。
ボードやウエットスーツのメーカーの人でも、サーフィンなど現場には毎日行けないものだから、実際使用面について深くこだわってない場合が多いように思われます。
作る側も、ウエットスーツに必要なものを徹底的にこだわらなきゃいけないと思う。
プロダイバーで、本によく載っている人で、いつも一緒にサーフィンをやったりする仲間がいるのですが、彼らを見ていると、何て言うか道具一つにしてもすごく追及しているのがわかります。
これがプロとアマの違いだなぁって実感します。
僕も潜水作業士に関してはプロなのですごくこだわっています。
プロダイバーもプロサーファーも同じなのですよ。
プロサーファーは、スポンサーから与えられたボード、ウエットスーツで勝たないといけない。
勝たなければ給料にならないので、一生懸命頑張るのですよ。またプレッシャーも並大抵ではありません。
だからプロサーファーは、ウエットスーツにすごくこだわって、自分に合うように、袖でも少し詰めてもらう、肩を緩くするとか、つねにメーカーに要望して、自分のために、自分が輝くためにどんどん追求していきます。
てゆうか追求していかないとプロではいられませんからね。
ランキングによって自分が計られているから、上位に行けるよう、どんどん追求していく。
彼らがアマチュアの頃はどうだったかというと、早い段階で道具にこだわっているから、上達するのも早かったのです。
潜水作業士にも一流から二流、三流までいろいろいるのですよ。
自分が潜水作業士になった頃を考えた時どうかというと、一流の先輩は道具にこだわる、二流の先輩は道具を疎かにする感じ。
僕は一流の先輩たちの姿を見ていて、ウエットスーツ一つにも必ず遊びも仕事もオーダーで自分の体に合った物を作ってもらおうと決心したのです。
店長:一流ほど「道具」にこだわる。プロゆえに言える言葉ですね。プロが納得する「道具」作りこそ、当社の方針です。現代って、どうしても「使い捨て」が支流で、物にこだわらなくなっていると思うのですよ。物が溢れているから、物をないがしろにする。そして、新しいものが常に生まれ消費されていく。環境の時代といいながら、これでは、ごみは増えるばかりですね。
道具にこだわる人は、「もっとうまくなりたい」という追求心、探究心が旺盛だからこそ上達が早いというのは納得です。とても参考になりました。
この精神は、物を作る側としてもとても大事なことですね。
最後に、オーダーメイドのウエットスーツを検討されている人にアドバイスはありますか。
最近、僕が持っている知識とかどうだったかを小林ゴムさんにフィードバックしています。
そうすればよりいい物を作って着られますから。
今までは買いっぱなしになっていたかもしれないけど、潜水作業士の立場としてお店にフィードバックして、お互いプロ同士なので話し合いをしていきたいですね。
スポンジジャンバーを作ってもらったのですが、いまではうちの会社の作業着です。
これは、僕がいろいろ仕様にこだわり、要望して、オーダーメイドで作ってくれたものです。
今もスタッフはそれを着て全国へ作業に行っているのですよ。
見る人皆がすごくいいねといってくれます。
みんなの体に合っているし、名前も書いてあるし。
うちの車は、全車シートカバーも測ってもらってオーダーで作ってもらっているのですよ。
オーダーっていうのはいろんな可能性を秘めていますよね。
いろんなオーダーメイドの仕方がありますが、大事なのは、作り手である小林ゴムさんとの話し合いだと思います。
小林ゴムさんが、これがいいよという提案を聞くだけではなく、買う側もこういうところをこうしたほうがいいじゃないかという要望をすると、もっといいものが作れるのです。
オーダーメイドウエットスーツには、無限の可能性を秘めていると思います。
使う側と作る側が話し合って、世界にひとつしかない自分だけのウエットスーツを作り上げていくから。
ただ1回目からすぐにいい物ができるとは限りません。ウエットスーツが自分に合うというのはすべて感覚、感覚の問題ですから、オーダーメイドはすごく難しい商売だと思うのです。
そのことをこの前店長と話し合ったのですが、そこでわかったことは、作る側と使う側が、よく話しあうことでより良い製品が作れるということでした。
確かにプロだから一着目で、ある程度の物はできますが、2着目、3着目、と作り進めていくときに、もう少しここを広げて欲しいとか、ここをきつくして欲しいとか要望を伝えることにより、より求めるウエットスーツができるのです。
それには、使う側もウエットスーツにこだわらなければいけません。
使う側が、自分の必要とする機能を追求していって、作り手である小林ゴムさんに、こうしてほしいという要望を伝えていけば、かならず、違和感の無いいい物ができます。
店長:仲田社長、長時間ありがとうございました。
作り手と使う側が、意見を出し合うことで、より良いものが出来あがります。
ぜひご意見をいってください。できるだけお答えできるよう努力いたします。
当社は、今後も、皆様が「良い」と実感できるウエットスーツを「オーダーメイド」という手法で追及していきたいと思っています。
当社は、工場直営以外にも、遠方のお客様にご不便の無いよう、「こだわり」をもって商売されている良質プロショップ様に「こだわりのウエットスーツ」として卸させていただいていますし、今後もこの輪を広げて行きたいと考えています。
こだわりを持つオーナー様、使い手様に、そのこだわりに答えるウエットスーツをお届けするべく今後も精進していきますので、これからもよろしくお願いします。
本日はお忙しい中、どうもありがとうございました。 |